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2009年2月14日 (土)

新しいエンドピン

Maurice Gendron著 「The Art of Playing the Cello」を読んでいたらこんな一節があった。
「20年以上にわたって、私はあらゆる種類のエンドピン(cello spikes)を試してきた。・・・木製のもの金属製のもの、中空のもの中までつまっているもの、柔軟性のあるものないもの、美しいものそうでないもの。この経験を踏まえ、私は確信をもってシンプルな直径1センチの金属のエンドピンをおすすめする、身長170~180センチの大人の場合長さは約45センチのものを使うべきだろう。」
残念なことに、ジャンドロンの実際の演奏に接する機会はなかった。ただ、彼の演奏を聴いた人は皆、大変美しい音だったことを言う。もちろん楽器もとびきりの銘器だ。

去年見附さんに10ミリ径の鉄のエンドピンを頼んだ際、重さのこともあってパイプで作ってもらった。とても気に入って使っているが、ムクはどうか、ということになり早速注文した。到着が待ち遠しい。

見附さんのHPはこちら。
http://www.vcyoyo-mitsuke.jp/

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