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2009年2月16日 (月)

姫神ホール

2月15日姫神ホールでの公演、本当にたくさんの方々にお越しいただき、深く感謝しております。

ピアノの小山実稚恵さんとは、前日にホールに入ってからリハーサルをした。
オーケストラの仕事で、小山さんの後ろで弾くことはあっても、前で弾くのは初めてだった。僕がシューベルトの鱒に慣れていなかったし、どの楽器がどのように並ぶかを、何通りも試し、結局落ち着かないままリハーサルは終了した。寝る前に録音を聴いたら、よいはずもなく気持ちが沈んだ。

本番はおたおたせず弾こうと思った。
果たして楽しくあっと言う間に終わってしまった。小山さんの美しく奥行きの深いピアノと一緒に弾けたのはとても幸せだったし、都響メンバーの弦楽器も大健闘だったと思う。ベートーヴェンもいい集中だった。
姫神ホールの楽屋からは、美しい岩手山が見えて、空気は澄み、ステージはよく響いた。

僕が鱒の第4、5楽章だけ、初めて弾いたのは、確か97年カザルスホール10周年の演奏会だったと思う。その時のコントラバスは都筑さんだった。とても悲しいことに彼女は帰らぬ人となられ、今日そのあたたかい人柄を思い出さずにはいられなかった。

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