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2009年2月13日 (金)

赤い弦

最近なんだかさえない音だとは思っていた。JTチェロアンサンブルの時、やはり何かおかしいと思い、楽器の調整をしてもらうことにした。
重野さんに魂柱を立てなおしてもらうと、ぺしょぺしょに落ちていた音がずいぶん元気になった。ほんの少し魂柱の位置が変わっただけで大きく音は変わるから、弦楽器は不思議だ。

去年の春から使っていたパッショーネという弦はスチール弦に近づけたガット弦だと思う。使い始めは調子よかったけれど、少しだけ音色が気になるようになっていた。巻きのタングステン固有の音だろうか?宣伝文句通り張ってからの伸びも少ないし、湿度による狂いも少ない。ただ、温度には敏感に反応すると思った。冷えるとピッチがはっきりと上がる。
手元の感覚が一番幸せなのはオイドクサだが、その幸せが遠くに届きにくいことが、あの弦の問題かもしれない。

10年近く前に買っておいたスピロコアのシルバーが使わずにあったので、久しぶりに張ってみた。巻線の銀がすっかり酸化して不思議な色になっていたのをよく拭いてから。下2本に赤い弦を張るのは何年ぶりだろう。
日曜日のピアノの入った室内楽はこの古典的な組み合わせで弾いてみようと思う。Photo_2

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