« 「一言半句の戦場」 | トップページ | 読む本と »

2009年3月18日 (水)

4本の赤い弦

毎日ちくちくさらってもなかなか上手くならないので、気分転換に弦を変えてみた。上2本をヤーガーのミディアムからフォルテ(より強い弦)に。下がスピロコアだから、テールピース側の巻きは4本とも赤くなった。

ヤーガーのフォルテは10年近く前、手を痛めてしまった本番の時に使っていて、もちろん弦に責任はないのだが、以来封印していた。苦い経験だ。
強い弦の難しいのは、手元の感覚は強くなっても、張力で楽器を締めてしまい徐々に音が伸びなくなることだ。このところラーセンを使わないはこのためだ。
ただ、ヨーロッパから来るソリストのほとんどは上2本がラーセンで下がスピロコア、そして足の長いベルギー駒を使っている。その理由はすごくよくわかる。今なら印象は違ってくるかもしれないとは思う。

久しぶりにヤーガーのフォルテを張ってみて、音色はとても落ち着き、高音の神経質さがなくなりコントロールしやすくなった。左手の負担は増えるが、思ったほどテンションも高くない。ただ、ミディアムのあの倍音の伸びはない。これこそ音を飛ばすための、ミディアムの最大の長所かもしれないなぁ。
ともかく手元のいい感じが遠くにも届くかどうか、しばらく使ってみよう。

4_2

« 「一言半句の戦場」 | トップページ | 読む本と »

楽器のこと」カテゴリの記事