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2009年3月26日 (木)

4本の赤い弦 その後

チェロをオーケストラの中の歯車に例えると、このところ続いたラヴェルのプログラムではその歯車がどんどん小さくなるようだった。
今日からチャイコフスキーのリハーサルが始まった。久しぶりにチェロにもメロディーがまわってきてほっとしている。インバルの練習の仕方はなるほど、と思うこともあるが、テンポの伸び縮みの度合いは今回も激しい。

上2本に張ったヤーガーのフォルテは、思ったほど左手の負担も大きくなく、今のところとてもいい感じだ。音色が落ち着いて、音程もとりやすくなった。どうして早くこうしなかったのだろう。少なくとも精神的にはとても楽になった。音の通り具合はもう少し様子をみてみたい。

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