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2009年3月 6日 (金)

トリプルコンチェルト

トリプル、といえば僕たちにとってベートーヴェンの三重協奏曲のことだ。

名古屋大学1年生の夏に参加した草津の音楽祭で、クリストフ・ヘンケル氏に目からうろこが落ちるようなレッスンを受けた。そしてこの時どうしてもチェロを弾きたいと思った。草津が僕の人生の大きな転換点となった。
音楽祭を締めくくる演奏会、ピアノのメジモレック、ヴァイオリンのパイネマン、チェロのヘンケルという講師陣がソロを務めたトリプルは素晴らしく、親切にレッスンしてくれていたヘンケルがとても遠い人に感じられた。だってトリプルのチェロパートはとても難しいし、それを弾ける人が目の前にいることは信じられなかったからだ。

そのトリプルを2000年に桐朋のオーケストラと弾くことになった。
直前に行っていた宮崎の音楽祭で原田禎夫さん、岩崎洸さん、上村昇さんと、この曲のいくつかのフレーズの左手の指使いについてあぁしたらこうしたらという話になった。もうすぐ開演で、これから舞台に出て行く時だったと思う。今考えると夢のような時間だった。
 (続く)

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