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2009年3月22日 (日)

トムとジェリー

東京MXテレビで毎週日曜日午後7時に「トムとジェリー」を放映しているらしく、見てしまった。
僕は子供の頃一日30分しかテレビを見させてもらえず、その至福の時間の大半は夕方6時からの「トムとジェリー」ではなかったかと思う。

30年近くたっても相変わらずおもしろい。
今頃気づいたのは、この台詞のほとんどないアニメではたしている音楽の役割だ。画面の動きにポルタメントたっぷりの音楽がぴったりくっついて、ぐっと効果的にしている。

僕も少なからず「劇伴」(げきばん)と呼ばれる、映画やアニメ、テレビドラマなどの音楽の録音をしてきたから、画面の背後にいるアメリカのスタジオミュージシャンの仕事に共感せずにはいられなかった。作曲者か編曲者か指揮者が画面を見ながら棒を振り、その場で音を変え、音楽の寸法を変え、誰かが間違えると録りなおし、という作業をしたのだろう。
もちろん今のようにデジタル化されていなくて、映像や音声の編集がもっと面倒だったはずの時代のアメリカでこんなに丁寧な仕事をした人たちがいたのだ。

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