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2009年4月30日 (木)

旅行中に考えたこと

シンガポールで驚いたことの一つは、様々な民族、宗教、言語が狭い地域に、少なくとも僕の見た限りでは共存しているように見えたことだ。そのために厳しい法律があり、きっと人々もうまくやっていくための知恵を持っているのだと思う。
とんでもない所得格差はあるだろうが、それでも多様な肌の色の人々が対等の存在としているように感じた。

演奏旅行中も都響の楽員と、インバルとの演奏会がどうだったか話をした。
ベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲は、ティンパニの4つの音で始まる。インバルはこのモチーフについて、どういう言葉で表現していたかは忘れてしまったが、方向性を持たないように何かをしようとしないようにしていた。そのこともとてもおもしろかった。
4拍子で、すべての拍に音があるだけなのに、どうしてこんなに生命感がみなぎっているのか。ベートーヴェンのマジックとしかいいようがない。

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