« エスプラネード | トップページ | シンガポール航空のA380 »

2009年4月26日 (日)

ディープ・シンガポール

4月20日。飛行機は深夜なので昼から街に出る。
オーチャードロードの有名ブランド店をひやかしてからリトルインディア(インド人街)へ。

びっくりした。シンガポールに来てやっと地に足が着いた。この国にも雑然としたところがちゃんとあるのだ。貴金属の店がまず目につき、レストラン、服、中古の携帯電話、果物、花、などを扱う店が道の両側にびっしり並んでいる。
少し歩いてから、芯まで冷えたココナッツの実のジュースを初めて飲んだ。ポカリスエットの天然版という感じで元気になる。清潔ではないけれど、生活がここにはあってほっとする。あの巨大なビル群がすべてではなかった。
僕たちが入ったレストランのカレーは、残念ながら特別美味しくもなく、寺院を見て、路地裏を通りながらアラブストリートの方へ歩く。路地を一本奥に入ると、ディープ・シンガポールとでも言いたくなる光景に出くわした。
かなりの種類の海産物の乾物を扱う店の近くはけっこうな臭いがした。あるレストランの裏手を通ったら、ひたすら魚の頭を落としていた。気味が悪くなるくらいの量だ。カレーの材料だろうか。食材を見てこの国の力を感じた。
道端にミシンを出している人もいた。きっとこれも生業なのだろう。

アラブストリート(イスラム教徒が多く暮らす地区)に入ると、雰囲気は一変する。もっと整然としている。リトルインディアは貴金属店が目立ったが、こちらは絨毯や織物などの店が多い。街中のブランドショップに行くより、もっとシンガポールらしいお土産が見つかる場所かもしれない。ちょっと近寄りがたい感じのするモスクを遠巻きに眺めて、そろそろ暑さでへばってきたのでホテルに戻る。ものすごくおもしろかった。
午前中雷雨があって涼しくなっていたのだが、日差しが戻るとまた蒸し暑くなった。

ソウルでは白黒フィルムで写真を撮った。シンガポールでは色がほしくてデジタルカメラの出番だった。

Photo

« エスプラネード | トップページ | シンガポール航空のA380 »