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2009年4月 7日 (火)

「絶対帰還」

新潟から帰京する電車の中で読み終わったのがクリス・ジョーンズ著「絶対帰還」。椎名誠さんがすごくおもしろい、と書いていた本だ。
宇宙ステーションに滞在中の宇宙飛行士3人が、スペースシャトル「コロンビア」の悲劇的な事故によって計画に大きな狂いが生じ(彼らを乗せて帰還させるはずのシャトルが飛ばなくなった)、いったいどうやって地球に帰るのか、というノンフィクション。途中宇宙開発の歴史のような話になると少し中だるみ気味になるが、後半は一気に読ませる。無重力下での長期滞在が体や精神に及ぼす影響など、知らなかったことが多い。

日本人飛行士が搭乗するとスペースシャトルの打ち上げはニュースになるが、一般的には以前のように大きくはとりあげられなくなっていると思う。しかし5機のシャトルのうち、2機(チャレンジャーとコロンビア)が事故で失われたことを考えると、宇宙に行って帰ることが決して日常的なことでも簡単なことでもないことがわかる。

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