« 今週の一枚を | トップページ | 「セザンヌ」 »

2009年6月30日 (火)

いくつかのエピソード

フルニエがグルダと弾いているベートーヴェンのソナタのCD、ライナーノーツにフルニエの息子ジャン・フォンダの書いた文章があり、いくつも興味深いエピソードを知った。
演奏会場にまだピアノが届いていなくて、フルニエはその扱いに激怒したが、グルダは「辛抱強く耐えることしかできない」と言ってステージ上のハープシコードで「フィガロの結婚」の抜粋を弾いたこと。フルニエがカラヤンに、なぜグルダとザルツブルクやベルリン、ウィーンで共演しないのか問いただしたこと。・・・。

新日フィルにいた時、アルゲリッチがカプソン兄弟を連れてグルダを偲ぶ演奏会を開いた。それ自体とても思い出深いコンサートだったけれど、こうしたエピソードやグルダの演奏をあの時もっと知っていたら、なぜアルゲリッチがそれほどグルダを慕うのかが少しわかっていたかもしれない。

« 今週の一枚を | トップページ | 「セザンヌ」 »

音楽」カテゴリの記事

  • (2017.06.17)
  • (2017.04.24)
  • (2017.03.21)
  • (2017.02.27)
  • (2016.12.15)