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2009年6月10日 (水)

エンドピンの長さ

エンドピンをどのくらいの長さで使うか、によって音が違うような気がする。チェロからどのくらいエンドピンを出して弾くかということだ。
理由はいくつか考えられる。もちろんエンドピンの長さで弾く姿勢が変わる。エンドピン全体の長さのどこにネジの力が加わり固定されるのかによって、共鳴点も変わると思う。楽器の内部にエンドピンがどのくらい残っていて、それが胴の中での音の反射に影響を及ぼしているのかもしれない。

ほとんどの日本人の体格だと、45センチとか50センチあるエンドピンの長さをフルに使うことはあまりないと思う。使っていない部分のエンドピンが楽器の中にあまり残っていない方がよいような気はしていた。

今僕が使っているのは2月に見附さんにつくってもらった長さ410ミリのもの。(2月14、19日の日記をご覧ください。 http://ichirocello.cocolog-nifty.com/blog/2009/02/index.html
今日390ミリという長さを依頼した。380ミリでもぎりぎりいけそうだけど、演奏会場の椅子が高いと対応できなくなるので、この長さにする。
20ミリ短くすると、少し重さも変わるから、そのことだけでも高音の伸びや低音の深みに影響があるかもしれない。
どのくらい変わるのか変わらないのか、到着が楽しみ。

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