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2009年6月 6日 (土)

フォーレのエレジー

演奏会が近くなって詰めてさらい録音を聴くと、自分のおろかさが身にしみてわらにもすがりたくなる。フォーレのエレジーは大丈夫だろうと思って録音するとこれもひっくりかえってしまいそうな演奏だった。

大学2年生の時参加した霧島の音楽祭で使ったエレジーの楽譜がある。高校生の男の子がこの曲で受講していて、僕は真面目にレッスンを聴いて指使いや弓使いや様々な指示を書き込んでいた。その書き込みを今見ると、うーん確かに・・・、となる。
モスクワ音楽院のナターリャ・シャホフスカヤ先生のレッスンは素晴らしかったけれど、すぐに止められて1小節進むのにもずいぶん時間のかかる厳しいものだった。僕はえらいところにきたと思い、逃げ帰って名古屋大学サイクリング同好会の一員として北海道一周するなど、今からでも遅くない青春をすべきではないかと考えたりした。

その霧島で桐朋の受験をそそのかす人たちがいて、この夏も大きな転換点となった。

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