« 作品18の1 | トップページ | カルテットの手 »

2009年8月15日 (土)

化石博物館

8月14日柏木化石博物館での演奏会、多くの方にお越しいただき本当にありがとうございました。

天候にも恵まれ、もう爽やかな秋の風の吹く蓼科で弾けてうれしかった。ヴァイオリンの佐分利恭子さん、森田昌弘君、ヴィオラの鈴木るかさんと、演奏会の3日前に蓼科入りして、まるで学生のように合宿で練習した。森田君と弾くのは、桐朋の室内楽の授業以来。

特別重たいプログラムではないのに、モーツァルト、ベートーヴェンの18の1、ラヴェルと3曲弾いたら、左手はめいっぱいになっていた。フルタイムでカルテットの仕事をしている人たちは本当に尊敬されるべきと思う。水面下の、見えない部分にものすごく労力が必要だ。
18の1を弾くのは多分2度目。前回に比べてとても難しく、そしてとても素晴らしい音楽に感じられた。

終演後帰京して、松本に行くまで少しの休み。

下の写真は蓼科滞在中にたくさん頂いた、藤田さんの育てた美味しいトマト。

Photo

« 作品18の1 | トップページ | カルテットの手 »

音楽」カテゴリの記事