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2009年11月23日 (月)

バン・クライバーン国際ピアノコンクール

辻井伸行君が優勝した時のバン・クライバーン国際ピアノコンクールの模様が放映されて、とても興味深く見た。

たまたまテレビをつけたら辻井君がシューマンのピアノ五重奏曲を弾いていて、この上手なカルテットはどこだろうと思っていたら、それがコンクールの予選だった。課題にシューマンやブラームスの五重奏が入っているのはとてもおもしろいと思った。カルテットのメンバーとどのように音楽を作っていけるか、ということも審査の対象になるらしい。そのカルテットはタカーチだった。タカーチ・カルテットと共演するなんてなかなか大変なことだと思う。
審査員にメナヘム・プレスラー(ボザール・トリオのピアニスト)もいて、彼のコメントもおもしろかった。
辻井君が本選に進むことが決まった時点で、彼の師匠である横山さんが日本から駆けつけてレッスンをしたり、母親やマネージャーが付き添っていたり、総力戦という印象だった。すごいなぁ。
本選のオーケストラのコンサートマスターは、ヴァイオリンのあごあてからあごがすっかり外れて弾いていた。熱演するとそうなるのだろうか。

優勝者には3年間のコンサートツァーが約束されるそうだ。これはとても大きなことだと思う。彼がこのコンクールに優勝してちょっとしたフィーバーになった。これまでも誰かがコンクールで優勝するとブームになることがあった。僕ごときが言うことではないのだけれど、誰に対しても長くあたたかい目で見守ってほしいと思う。コンクールは一瞬でも、その後ほとんどの人が何十年ものキャリアを生きていくのだから。

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