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2009年12月 1日 (火)

釈然としない

国内線旅客機機内に持ち込める手荷物のサイズが統一された。これまでもAB券を買わなくてはならなかったチェロだけでなく、ヴァイオリンやヴィオラを機内に持ち込む際にも料金を払わなくてはならなくなったということだろうか。

今日付けの日経新聞夕刊記事にはその理由として
『航空各社によると、大きなキャリーバッグを手荷物として持ち込む乗客が近年、急増。収納スペースに入りきらず、預け直して便が遅延するなどのケースが相次いだのが基準統一の背景。定期航空協会によると、昨年度は約4800回の遅れが手荷物関連で起こった。』
とある。

額面通りに受け取ると機内持ち込みの荷物を減らす規制に楽器がひっかかってしまったということだろう。荷物の大きさは3辺の長さの合計と最大長さの二つで制限されている。(100席以上の航空機の場合、3辺の合計が115cm以内、55cm×40cm×25cm以内) ヴァイオリンやヴィオラは大きくはないのにその長さが問題となる。
チェロのハードケースは小さい人間くらいの大きさだから座席にはまるし、もちろんシートベルトで固定する。でも実際ヴァイオリンやヴィオラのような小さな楽器を座席に載せて、しっかりと固定できるのだろうか。その状況まで想定されているのだろうか。気流の影響などで大きく揺れて、機内を高価な楽器が飛び交う状況はあまり想像したくない。

楽器を機内に持ち込む人は全乗客のうちごくわずかだから、航空会社にとってたいした影響はないのだろう。でもなんだか釈然としない。

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