エンドピンの太さ
見附さんに作ってもらった短めのエンドピンは、この上なく気に入って使っているのだけれど(6月17日の日記、http://ichirocello.cocolog-nifty.com/blog/2009/06/index.html)、エンドピンを固定するソケットとの間にほんの少しガタがある。もしかしてエンドピンをぎりぎりまで太くしてガタをなくしたら、もっと音に密度が出るのではもっと低音が締まるのでは、と気になりだした。
見附さんにその旨伝えたら、それは10分の1ミリ単位の話ではないだろうとのことで、こんな素晴らしい道具があることは知らなかったのだが、100分の1ミリを計測できるマイクロゲージを使わせていただくことになった。
はたして、気にしているエンドピンの太さは9.98ミリ。別のエンドピンで、ぎりぎり入る太さのものは10.00~10.01ミリだった。ちなみに、昔使っていたカーボンのエンドピンは10.07ミリでこれはソケットに入らない。ほんの少しの差を僕は気にしていることになる。
もう一つの問題を見附さんに指摘していただいた。僕の希望の太さに作ることは可能だが、ソケット側の精度がどの程度か、ということだ。確かに。
もしそれなりの費用と時間をかけて作って、見合う効果があるのかないのか。
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