Musiliaケースの改良部品
一年以上使っているMusiliaのチェロケース、どうしてもストラップを束ねる部品が割れてしまうという問題があったのだけれど(3月23日の日記を参照http://ichirocello.cocolog-nifty.com/blog/2009/03/index.html)、発売元が改良された金属部品を送ってくださった。ありがとうございます。きっと大丈夫だと思う。
新しい製品はかみ合わせの問題も解消されているらしい
ケースの素材は柔軟性のあるカーボンで、アコードのそれとは違う印象だ。極端な例えだけれど、Musiliaはイチゴや卵のパックのようだ。細かい振動や小さな衝撃はかなり吸収してくれると思う。これに対して、アコードは卵の殻のような硬さがある。
部品を送ってもらったから宣伝する訳ではないのだが、Musiliaのもう一つよいところは、ケースが地面に接する部分に比較的大きなゴムがついていること。移動中に何度も担いだり降ろしたりする、その時にあまり気を使わなくてもいい。
チェロのケースはどれもかなり高価で、ずいぶん僕もお金を使ってきた。
Musiliaもアコードも良いケースだし、多少重いことを厭わなければアコードのハイブリッドはとても安心感がある(今の僕にはこれが重い)。初代に比べれば薄くなったブラックケースもとてもいいと思う。最近は中国製の、価格破壊(十分高価だけれど)と言いたくなるケースが流行っているようで、値段対性能を考えると申し分ないようだ。
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