穴あきエンドピン
JTチェロアンサンブルの時に、ドイツに住んでいる斎藤千尋さんがユニークなエンドピンを持ってきていて話題になった。チタン製のパイプにところどころ穴があいていて、不思議な構造を持っている。(http://www.fiedler-cases.de/index.php/cat/c1472_Berlin-Sound-Pin.html)
音は大きい、でも音が立ち上がる時や消えていく時の含みの部分が少ないように思った。いずれにしても先日見附さんに素晴らしいものをつくってもらったし、各種エンドピンが家にはどっさりあるので手を出さないでおこう。
昨日都響の仕事の後に、3月の室内楽の最初の練習をした。練習をした、というよりとにかく音をだして弓を決めただけ。それだけなのに4時間近くかかってしまった。カルテットは本当に手間がかかる。カルテット・エクセルシオはほぼ毎日練習をしているそうだ。すごいと思う。カルテットとしてフルタイムに活動している日本で数少ない団体の一つではないだろうか。
昨日は朝から晩までチェロを弾いて帰宅した。でもとても楽しかった。今日は休み。チェロを弾かないのは正月休み以来だと思う。今いっぱいアイデアがあって弾かないのは残念なのだけれど、少し休もう。明日からはオテロの舞台稽古が始まる。
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