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2010年3月26日 (金)

3月の芦ノ湖

忙しい時には笑ってしまいたくなるくらいさらに用事が集まってきてますます身動きがとれなくなる。昨日はそんな1日だった。次の仕事の勉強譜読み録音の仕事もっと先の仕事の準備問い合わせいきなり増える雑用夜はブルックナーの本番。帰宅してから、すっかりしょぼしょぼした目でPEラインとリーダーを一生懸命結んだ。

3月26日、芦ノ湖の水温は8.3度。
風向きだけを気にして箱根に着いたら雪で白くなっていてびっくりした。天候は回復しそうだったのでボートに乗ると大粒の霰が降ってきてひどい目にあった。でも魚は寒さを忘れさせるくらい釣れたし、昼前には晴れ間も出てあたたかくなった。
ここ数日悪天候で多分釣り人が少なかったこと、放流が数日前にあったこと、きっとそんな要因でこれまでにないくらい釣れたのだと思う。ボートでルアーを流していても釣れたし、表層でも釣れたし、底でも釣れたし、桟橋でも釣れた。サイズは上がらなかったけれど、釣果は二桁。午後は早川水門まで出かけいっとき入れ食いのようになり、しかし3時をすぎるとぱったり釣れなくなった。

3

釣ってやろう、と思うと釣れなくなるのでできるだけよそ事を考えながら釣りをした。昼は桟橋に戻ってカツ丼だな、とか。そうすると、ぐん!とアタリがある。

1月下旬からずっと自転車操業が続いていて、時として前のめりであったりよろよろと倒れそうであったりとはしながら、でも止まれないことには変わりがなかった。そうしているうちに何かはっきりとしないものが僕を包み始め、気付いた時にはどうにも救いがたくがんじがらめになっていた。それはたとえどんなに仕事が充実していてもどんなにチェロを弾くことが楽しくてもどうにもならないことだった。

たまには人間の都合をはなれよう。
刻々と変わる天気、風向き、風の強さに対して感覚を開き、鳥の鳴き声を聞き、魚の気配をさがす。本来こういうことのために人は能力を持っているはずだ。数時間釣りをしただけですっかり体が軽くなった。

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