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2010年4月10日 (土)

言葉にできない

昨日の演奏会は何だったのだろう。
カルミナ・ブラーナの終わり近く、短く美しい「最も愛しい人・・・」というソプラノの独唱のあと、合唱が「Ave formosissima,・・・」(ようこそ、美しい人よ・・・)と歌い始めたあたりでぐらっときてしまった。僕の席からはソリストも近く、字幕もよく見える。声は理屈抜きに官能的で本質的だ。それに言葉の力が加わり、たたみこむように圧倒的な終曲に入る。テキストの最後は「運命は時として勇者をも倒すことを皆で嘆こう。」

音楽でしか表現できないものがあった。
昨日の演奏がなんだったのか、今はとても言葉にできず、かなうことなら数日ぼうぜんとしていたい。現実は次の仕事の山のような譜読みが待っているのだけれど。

今晩2回目の本番。

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