「祖国」と「生涯」
仙台フィルの「我が祖国」のリハーサルが始まった。
今回は開演前のロビーコンサートでも同じスメタナの弦楽四重奏「わが生涯より」の第1楽章を弾く。5月の仙台は「祖国」「生涯」となぜだか人生系だ。
どちらも素晴らしく大好きな曲ではあるけれど、特に「我が祖国」は自分の右手の容量を越えてしまうくらいぐぎぐぎと弾いてしまう、労働量の多い曲だ。おかげで張り替えたばかりの新しい弦はすぐに馴染んで、スピロコア特有のあのじゃらじゃらした感じは落ち着きそうだ。
アイスランドの火山噴火の影響でヨーロッパからの飛行機が今朝成田に着き、電車を乗り継いで仙台に入ったばかりの指揮の広上さんが一番元気だった。
今日は本当によく弾きました。
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