ただ音が無いのではなく
4月のムーティの2日間のリハーサルは、書き留めておきたいと思う言葉がいくつもあった。
宗次ホールで明後日弾くデュオやソロの曲の練習をしていてよく思い出すのは、フレーズが終わり休符になったとき、ただ音が無いのではなく、次のフレーズへの方向性をもつように、ということだ。弦楽器を弾くことは難しい。でもその技術よりもっと大切で難しいことは的確ですばらしい音楽を心の底から感じることだと思う。
最近本番の日は家に帰ったら何もしないようにしていた。でも今晩はこれからポッパーの組曲やソリマの練習を録音したものを聴こう。先週の「我が祖国」疲れが抜けていない腕や手には、ファイテンのシールがいっぱい貼ってある(ピップエレキバンではない)。
5月も佳境に入ってきた。
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