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2010年6月 4日 (金)

ターリヒ指揮のチェコフィルと

ロストロポーヴィチが弾くドヴォルザークの協奏曲の録音といえば、何と言ってもカラヤン指揮のベルリン・フィル、あるいは小澤さんの指揮するボストン交響楽団とのものが有名だと思う。
E.ウィルソン著「ロストロポーヴィチ伝」の中に、まだ20歳代の彼がプラハでヴァーツラフ・ターリヒ、チェコ・フィルとドヴォルザークを録音した際のことが出てくる。1952年のことだ。

この録音は数年前にミラノの小さなレーベルからショパン、シューベルト、フォーレなどの小品とカップリングされてCD化されている。録音自体はモノラルで演奏上の傷があるにしても、ドヴォルザークも小品も非常にスケールの大きな風格のある演奏で感銘を受ける。僕はロストロポーヴィチの録音を進んでは聴いてこなかったけれどやっぱりすごい。目の前で聴いたら圧倒されただろう。

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シュタルケルの歴史的なコダーイの録音は1948年頃、僕の大好きなフルニエのハイドンのニ長調の協奏曲の録音(ミュンヒンガー指揮シュトゥットガルト室内管弦楽団)は1953年。どれも素晴らしい演奏だ。この頃の音楽界は大変な水準だったということだろうか。

以来50年以上過ぎて世の中の技術は確かに進歩したのだけれど。

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