ピアノ協奏曲
来週始まる仕事のためにこのところずっと様々なピアノ協奏曲を勉強している。
http://www.simc.jp/index_j.html
ピアノには協奏曲だけで大変な数がある。チェロにはドヴォルザーク、シューマン、ロココ、ショスタコーヴィチ、ハイドン、・・・。
ピアノの何より素晴らしいことの一つはふたを開けたらすぐ弾けることだ。チェロは音が出るまでに何かと手続きを必要とする。ケースから出してエンドピンを伸ばして弓を張って松脂を塗って調弦して・・・。
でもピアノで身をたてようとしたら、一番才能の必要な楽器だと思う。オーケストラの仕事で、例えばショパンの協奏曲は当たり前のように弾くが、スコアを見てみて、この膨大な音を暗譜で弾くピアニストは、それだけで尊敬に値すると思った。
明日からはインバルの指揮する「復活」の本番が続く。メゾソプラノのイリス・フェルミリオンは今回も素晴らしい。
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