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2010年7月21日 (水)

オーケストラの音にひきこまれて

もちろんツィメルマンがどんなブラームスを弾くのか聴きたくてこのCD(ピアノ協奏曲第1番、サイモン・ラトル指揮ベルリンフィル)を買ったのだけれど、冒頭のティンパニからオーケストラの演奏にひきこまれてしまった。

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木管楽器、例えば2本のクラリネットが3度の音程で動く時や2本のファゴットが同じ音程間隔で動く時の音色にはっとする。なんだろう。もちろん上手なのだろうし、でももしかして上を吹く1番が優勢にならないバランスの取り方によるのかもしれない。

ファーストヴァイオリンは言うまでもなく、セカンドとヴィオラの深い音色に驚いた。今まで気づかなかった内声の動きに、その音色に耳がいってしまう。彼らも強い主導権を持っている。コントラバスの存在感も素晴らしい。チェロはいつもは全体をみながら周りによくとける音色で弾いている。でもいったん音を立てた時、その高性能ぶりはすごい。この弦楽器群がうねりを持って動くのだから。

皆が大変な技量を持っているはずなのに、個人技にならず常に全体の中での自分の位置を把握して音を立てたり溶かしたりしている。オーケストラはこうやって弾くんだなぁ。これが今のベルリンのスタンダードなのだろうか。

今日は久しぶりに歯医者へ。どんなに丁寧にしてもらっても、注射で麻酔を打たれ甲高い音のするドリルで歯を削られるのはどきどきする。舞台で緊張する方がまだいいと思ってしまった。

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