ブラームス、写真、新連載
今日からブラームスの1番のリハーサルが始まった。今年は落ち着かない感じの松本だったけれど、ようやくという気がする。指揮の下野さんを心から応援したい。
何年か前、都響で趙静がショスタコーヴィチの協奏曲を弾いた時に舞台袖で撮った写真を昨日やっと渡すことができた。
ラボテイクで丁寧にプリントしてもらったその白黒写真を久しぶりに見て、いいなと思った。1本で36枚しか撮れないフィルムを使って露出を決めファインダーを覗いてピントを合わせて撮った写真は、ときどきすごくぴったりくるものがある。
デジタルカメラは革命的に便利だけれど、よくても80パーセントくらいにしか近づけないような気がする。それでも最近は液晶モニターばかりで、すっかりファインダーを覗かなくなってしまった。
今日発売の雑誌「サラサーテ」36号に「チェリストの眼」という小さな新連載が載りました。音楽は耳で聴くものだけれど、「眼」というタイトルです。
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