楽器を離れて
今日の都響定期、ソリストはラファエル・オレグでモーツァルトのヴァイオリン協奏曲第4番。
言うまでもなくとても上手な人なのだけれど、上手に弾くことにはもうあまり興味がない感じで、それよりどのように音楽と接するのかどのように音楽を生み出していくのか、音楽に対してとても純粋な人だと感じた。にこにこしながら、時にいたずらっぽくカデンツァを弾いたりしてこちらも楽しかった。軽々とヴァイオリンを弾いていたなぁ。
画像は東京文化会館大ホールの壁。不思議な形で見飽きない。
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