Lucky sign
午後は明日の都響ハノイ公演のリハーサル。オペラハウスの舞台でブラームスの1番を弾いていたらヴァイオリンの方で動揺があった。何かと思えば、楽器ケースの置いてある客席でネズミが走り回っているらしい。
ベトナムのスタッフは「Lucky sign」と言っていた。ん!?
リハーサルの後、河が見たくて順平さんとオペラハウスの裏手に足を伸ばした。
道はどこまでも河と平行に走り、しかも河沿いはすべて建物のようだった。道端では果物だけではなく生の魚や肉も売っていて、さらにその隣では原付の整備をしていたり、建物の建設をしていたり、ゴミを燃やしていたりと、実に様々な強いにおいが充満していた。
光景にカメラを向ける気も起こらず、河に出られる路地もないようなので目的を断念して引き返した。
昨日歩いた旧市街はまったくの観光地だったのだ。
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