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2010年11月 3日 (水)

今日この演奏が

本番の舞台でのジャン=フィリップ・コラールは座るか座らないかのうちに弾き始め、弾き終わった時には立ち上がっていた。ピアノと彼の間にはすき間がなく、音楽は完全に体となり声となっていた。この人は別格だと思った。
生きていく上では毎日いろいろなことがある。でも今日この演奏が聴けてよかった。心が洗われるようだった。

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