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2010年11月 4日 (木)

バーンスタインの

一度だけアメリカに行った時に、なんだか読めるような勘違いをして買ってきたのがバーンスタインがハーバード大学で行った講義録「The Unanswered Question」。第1章でもちろん挫折して長いこと本棚の肥やしになっていた。
今再び読み始めている。受験勉強をした時のようにこちこち辞書を引きながら(ただし現在は電子辞書という素晴らしい道具があって飛躍的にはかどる)、頭を抱えながら読んでいる。

全部で6章あるうちの今は第2章、言語学を参照しながら音楽にも言葉にも共通する普遍性を探している最中だ。用語が多く出てきて難渋している。50年くらい前の講義だから、その後きっと言語学も大きな発展を遂げ、もしかして時代遅れの説を一生懸命読んでいるのかもしれない。確か邦訳もあったような気がする。
でも物事を把握する仕方、知的好奇心や驚き、簡潔でたたみこんでいくようなリズムなど、文章からバーンスタインの人となりが手に取るように伝わってきておもしろい。本当に魅力的で大きな人だったのだと思う。(6月17日の日記をご覧くださいhttp://ichirocello.cocolog-nifty.com/blog/2010/06/post-c0e3.html

原書は持ち運ぶには大きく重いので、章ごとにコピーをとって書き込みながら読んでいる。「失われた時を求めて」に続いて「The Unanswered Question」も読めたら、それだけで今年はいい年だったと思おう。

004

明日からベトナムへ。

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