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2010年12月30日 (木)

すべてが個性的

久しぶりに弾いたベートーヴェンの2番はみずみずしくて素晴らしい曲だった。

昔カザルスホールでリチャード・グードがベートーヴェンのピアノ・ソナタ全曲演奏をした時に、32曲あるソナタはどれもユニーク、と言っていたことを思い出す。9曲の交響曲もまぎれもなくベートーヴェンの音楽だが、似ている曲は一つもなく全てがとても個性的だ。

今日3,2,1番を練習して、初期の2曲のこまやかさは別格と思った。その分神経も使うし難しい。明日の演奏順は1,2,4,3,6,5,8,7,9番。最初の3曲をどうにか越えられれば、よく演奏してきた曲ばかりになる。

チェロに関しては、チェロらしいといえばよいのか、首席の木越さん以外はまるで自由席のように曲ごとに皆で席を変わる。普段なかなか一緒に弾く機会のない人たちと弾けるし、前だったり後ろだったり真ん中だったり、セカンドの隣だったり、ヴィオラの隣だったり、コントラバスの前だったり、木管の前だったり、とオーケストラの聞こえかたも異なっておもしろい。

今回3D映像での配信があるそうで、少し画面を見させてもらったけれど(専用のメガネが必要)、立体ということは弓を間違えるとよくわかってしまうなぁ。

練習を終える時にマゼールは、人生は退屈なものだからこういう挑戦をしてもいいんじゃないか、と言っていた。
明日は9曲を暗譜で振るのだろうか。

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