版によって
岩波文庫版メルヴィル著「白鯨」の訳注によると、スターバックスコーヒーの名前の由来は「白鯨」に出てくるスターバック航海士なのだそうだ。
その「白鯨」の下巻を求めに本屋に入った時、宮沢賢治の著作も手にとって驚いた。僕の読んだ新潮文庫版と岩波文庫版では「銀河鉄道の夜」はずいぶん違った印象になると思う。
去年読み終えたプルーストの「失われた時を求めて」が岩波文庫から新しく出版され始めている。新しい訳で読みやすかったらもう一度読むことになるのだろうか、と思ったけれど、どうやら僕には読み終わった集英社文庫の方が合っているようで少し安心した。
サロメ2日目の今日、カーテンコールでコンヴィチュニーにはブラボーが散発していた。昨日と今日の違いは、さて。
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