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2011年5月 6日 (金)

水のようになくてはならない

読む本を探して本屋の書棚をさまようのは大きな楽しみなのだけれど、すぐ増える本は置き場所に困る。最近は自分の本棚に眠っている読みかけの本や内容を忘れた本を読むようにしている。
読み終えたばかりなのがアガサ・ファセット著「バルトーク晩年の悲劇」(原題はThe Naked Face of Genius  Bela Bartok's Last Years)。学生の時に読んだはずなのに、まるで初めて読むようだった。例えば、時代の波に翻弄されたバルトークが困難な時期に作曲した「オーケストラのための協奏曲」の成立状況を知ると、気軽には彼の曲を弾けなくなる。

日曜日から「英雄の生涯」のリハーサルが始まるのでさらい始めた。忘れる、といえば何度も弾いているはずの「英雄の生涯」も、もちろん最初のページの景色は憶えているが、めくるたびに初めて見るような音符が並んでいて自分の忘れ具合には毎度感心させられる。やれやれ。

都内の大学オーケストラのチェロを時々見ている。その大学は地震の影響で卒業式も入学式もなくなり、授業はようやく始まるそうだ。まだまだ影響はある。

昨日同級生からもらったメールの中にこんな一文があった。
「水のようになくてはならない40オヤジでいこう」
かっちゃん、ありがとう。

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