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2011年6月 9日 (木)

暗譜の能力

今週は東響にお邪魔している。
指揮はポーランドの若いクシシュトフ・ウルバンスキ。暗譜の能力に驚いた。

本番を暗譜で振る指揮者は少なくない。でもこの人は最初のリハーサルからまったくスコアを見ない。1時間近くかかるショスタコーヴィチの10番の、それぞれの楽器の音はもちろん、フレーズの変わり目ごとにある練習番号まで(およそ10小節とか15小節おきに1番から206番まである)、完全に覚えている。

例えば、38番の5小節前からチェロとホルンだけで、と言って練習した後、46番の2小節前の弦楽器の3拍目にあるラのフラットの音が弱くならないように、と言ったりとか。
とにかく何も見ないですらすら言う。いちいちスコアをめくって場所を探さないから、練習の流れはとてもいい。

この人の頭の中はどうなっているのだ?

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