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2011年7月28日 (木)

楽譜の下に流れる

西洋美術館で開かれている「古代ギリシア展」に行った。

Girisiatyoukoku

看板になっている「円盤投げ(ディスコボロス)」の彫刻はもちろん、素晴らしいものがたくさんあった。僕は4000年以上前に作られた、ばっさりと簡素化された立像が好きだった。照明も工夫されているし、360度見られる展示もある。同じ彫刻がアングルによってずいぶん違った表情を見せる。
館内は夏休みの社会見学、とでも言いたくなるような様相だった。

Rodan

秋にコダーイの無伴奏の第1楽章を、しばらく先にエルガーの協奏曲を、それぞれ久しぶりに弾くので少しずつさらっている。
コダーイの楽譜を久しぶりに見た時、どうやって弾いていいのかわからなかった。今まであきれるほど何も読みとっていなかったということだろう、見事に音符の表面をなでていただけだった。楽譜の下に流れる様々な表情や性格、動きをまるで読めていなかった。
読み方が変わり、弾いたことのある曲も初めてのようで楽しい。以前弾いた時にこのくらいできていれば、とも思うけれど、これが自分だから仕方ない。

コダーイやエルガーだけでなく、レーガーやヒンデミット、ソリマの無伴奏も音を出している。こんなに楽しいとは思わなかった。誰も知らなくて、でも、「その曲いいね、何?」、と聞かれるような曲を見つけたい、といつも思っている。

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