羽が生えたように軽々と
フランク-ペーター・ツィンマーマンとのベルクのリハーサルは今日1回だけ。この曲は今までに2度ほど弾いたけれど実は苦い感触ばかりだった。それが今日は別の曲のようにすんなり進んだ。
ベルクのヴァイオリン協奏曲は、多分難しい曲だと思われるのに、ツィンマーマンは曲と一体となって、羽が生えたように軽々弾いた。ボウイングの見事さは特筆すべきものと思う。最初、音は大きくないように感じたけれど、オーケストラ全体が鳴っても関係なくよく聞こえる。不思議だ。
東京の暑さには猫もまいっている。
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