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2011年9月17日 (土)

ガルシア=マルケス、「イリアス」、「独楽吟」

今回の演奏旅行に持ってきた本はガルシア=マルケスの短編集「エレンデイラ」。
まだあまり進んでいないけれど、読み始めるとすぐその世界に連れ込まれてしまう、抜群のおもしろさだ。

先日、「イリアス」を読み終わった。
読んでいる間、読まない日は何か大切なものが欠けているようで味気なかった。岩波文庫版に収録されている伝ヘロドトス著「ホメロス伝」もあわせて、はるかな時間と空間の広がりを感じた。まさに壮大な叙事詩という形容がふさわしい。生身の人間のぶつかり合い、実に人間くさい神々・・・、今でも読後感に浸る。

雑誌「図書」の坪内捻典さんの連載「柿への旅」、7月号掲載分の中に幕末、福井の歌人橘曙覧(たちばなのあけみ)の「独楽吟」からの引用があり、それを。
「たのしみは まれに魚煮て 児等皆が うましうましと いひて食ふ時
 たのしみは つねに好める 焼き豆腐 うまく煮たてて 食はせけるとき
 たのしみは 人も訪ひこず 事もなく 心をいれて 書を見る時」

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