耳車、プラスチック製の、お茶目
耳車を見た。
今日は東京タワーのふもとで仕事。相変わらず昇ったことはなく、近づくとつい写真を撮ってしまう。東京に20年住んでいる人間のすることとは思えない。
トロンボーン界ではプラスチック製の楽器が話題らしい。都響にも早速持ちこまれていた。弘法筆を選ばず、見かけによらずきちんとした音が出る。YouTubeにはすでにいっぱい動画が出ていた。
http://www.youtube.com/watch?NR=1&v=eDU9Hj_3eSY
昨日の都響、ヴィンシャーマンさんは本番の舞台でもお茶目だった。
前半モーツァルトのレクイエムが終わると、晩年の深刻な表情をしたモーツァルトの肖像を聴衆に見せたり(僕たちはリハーサルの初日に見ている)、テ・デウムの後は最前列の聴衆2人と握手したり、いつの間にか合唱団の横に立っていたりと、行動が予測できない。
でもとにかく舞台は、ゆったりとしかも生き生きした彼の時間の流れに支配されてしまう。レクイエムはあっという間に終わった。次の演奏会は10日の新国立劇場。
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