楽譜作り、力技でなく
今日の主要な任務の一つは12日に弾くボッテシーニのデュオの楽譜を作ることだった。
速い方の楽章は10ページあり、どこにもめくれるところがないので、そのたびに練習や合わせを中断していた。10ページの2段譜を切り貼りしてどうにか見開き3ページにできないか、がんばったけれど、再現部のようなところを端折っても4ページがぎりぎり。暗譜するか誰かにめくってもらうかする以外は多分これしか方法がない。
一方初めて弾いた家庭交響曲は、たとえば英雄の生涯やドン・ファンのように力技でぐいぐい攻めていくところはなく、それが新鮮だった。難しいところはやはり難しい。でももしR.シュトラウスの作品がなかったら、オーケストラの仕事はずいぶん味気ないものだっただろう。こんな音型やフレーズを書いてくれてありがとう、と言いたくなる。
とにかく今日はあまりに弾けなくて反省し、帰宅後さらった。
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