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2011年12月23日 (金)

第九の季節

12月に入ってぐっと寒くなった。小学生の頃の冬の寒さを思い出すようだ。
東京の冬場はとても乾燥するので、楽器が割れてしまわないよう湿らせたダンピットをf字孔から楽器の中に入れることがある。下の画像は都響のコントラバスのダンピット。ネギくらいの太さのものがうねうね置いてあると生命感すら感じる。

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大野さんの指揮する第九は明日から本番。練習はきつめだけれど、いつもとちょっと違う感じでおもしろい。
今日の東京文化会館は地下で都響のリハーサル、大ホールは日フィルの第九。第九の季節だ。
小ホールではヴァイオリンの和波先生のバッハ無伴奏ソナタとパルティータ全曲演奏会。1日で3曲のソナタと3曲のパルティータ全てを弾くのは大事業だ。

今バッハの6番の組曲を、どこかで弾くというあては無しに、さらっている。バッハの組曲の面白さの一つは奔放な即興性だと思う。このイレギュラーで生き生きとした音符を一体どうやって思いついたのだろう?
バーンスタインがハーバード大学での講義の時、モーツァルトのト短調の交響曲を取り上げて、もし全てのフレーズが2,4,8小節単位だったらどれほど予測可能で退屈なものになってしまうか、と実演したことを思い出した。

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