ドヴォルザーク独特の
先週から青島さんのツァーが始まった。いつもの仕事とはちょっと違う感じがまた楽しい。土曜日は船橋、日曜日は上諏訪。上諏訪は新日フィルの時に訪れて以来だった。
今日からの都響はヤクブ・フルシャの指揮するドヴォルザークのスターバト・マーテル。これは何年たっても不思議なことの一つだけれど、指揮者で音は大きく変わる。音が集まり始めたような気がする。
初めて弾くドヴォルザークのスターバト・マーテルは、全体にゆったりとしたテンポで、もちろん例えばヴェルディのレクイエムのように劇的な曲ではない。でもドヴォルザーク独特の心に寄り添うような旋律や、ヴィオラなど中音域の楽器を巧みに使ったオーケストレーションが美しい。
明日は歌のソリストの入ったリハーサル。
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