煩悩のしもべ
チェロを弾かない日は時間がゆっくり動く。
今日は煩悩のしもべとなって、まず新宿の中古カメラ屋へ。少し前、写真を学ぶ学生が必ず使ったマニュアルの一眼レフが安く出ていて、心動かされた。何でもコンピュータ任せの世の中だけれど、かえって思うようにならない全自動を補正して使うより、マニュアルの道具を使う方がまどろっこしくないのではないか、と思ったり。
その後銀座のソニーへ。予定通りなら冬になる前に発売されるはずだったカメラ(NEX-7)が、タイの洪水被害で店頭に並ぶのは来月になった。その目当ての実機はショールームにはある。触ってみたら前評判に違わずいい。新しい方式のファインダーは、コンピュータゲームの画面を見ているようだった。
これにツァイスの新しい明るい24ミリレンズをつけて旅に出たら、と考える。実際、パンフレットの写真は田村彰英さんの撮ったイタリア、トスカーナ地方の素晴らしいものだ。(http://www.sony.jp/ichigan/gallery/NEX-7/tamura/index.html)
ボディとレンズとあわせて20万、銀座のチャンスセンターには行ったけれど、どこかからお金が降ってこないかなぁ。