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2012年1月25日 (水)

分厚い音、どこかに自分を

JTチェロアンサンブルのリハーサルが始まった。久しぶりの分厚い音は楽しい。フランセのチェロ学校、どうして「チェロ学校」という名前が付けられているのかわかったような気がした。喜劇的、でもお洒落だ。

今日の日経新聞夕刊、グルジア出身の映画監督オタール・イオセリアーニさんの話が載った。その中から

『つまらない映画を作るより何もしない方がよい。だから今の我々はタッグを組んでいる。1人で制作会社とぶつかってはなにもできないからだ。
 技術者も助監督も30年来のスタッフだ。彼らは私を助けてくれる。バカなことをすると「そんなことはしてはいけない」と言ってくれる。
 彼らは私が絶えず酒を飲むことを許してくれる。私も彼らの欠点を許す。撮影技師は下手だが、友人だから我慢している。そのかわり彼は私が照明に口出しすることを許してくれる。ただ彼は時々「オタール、その演出はいけない」とはっきり言う。
 私たちは同じ船に乗っている海賊だ。冷淡で無関心なスタッフと仕事はできない。
 人生で一番重要なのは互いに知り合うことだ。
  ・・・・・
 地上にいてほしい。彼らの存在を望む。そういう人々に向けて、私は映画を作る。
 どこかに自分を理解する観客が1人存在すると思う。それが映画作りの支えになる。』

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