はかなきものながら
昨日の日経夕刊に日立製作所、川村隆さんの「何を後世に遺すか」という文章が載った。
若い頃技師として設計、設置した発電所用の大きな電気機械が、人間の会社勤めより短い期間で引退することに触れた後で、与謝野晶子の書簡を引用して。
『人生に何が残り候やと考え候へば、はかなきものながら歌のたぐひに候べし』
音は出たはなから消えていってしまうが、せめて心に残る音は出してこれただろうか。
今年は平気だ、と思っていたのに昨日爆発した。都響のチェロでも3人、この数日で花粉症の症状が出ている。近所のドラッグストアに行ったら、安い箱ティッシュは僕の買った一くくりで品切れになってしまった。やれやれ。
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