珍しい名前
今日の日経新聞文化面に印章店モリシタ主人、森下恒博さんの「珍名印鑑10万種」という文章が載り興味深かった。その中から。
『・・・・・それをきっかけに独学で研究を始めた。まずは東京の電話帳を繰り、20軒以上ある名字を全部書き出していった。
その中には当然、読めない名字が多数あった。たとえば漢字1文字で「一」「九」「十」さん。一は二の前にあるから「にのまえ」さん、あるいは「よこいち」さん。姓も名も「一」の「にのまえはじめ」さんという方が実際におられる。
九は「1文字のく」だから「いちじく」さん。十はひとつ、ふたつ、みっつ・・・・・ここのつ、と数えていくと、「つ」がつかなくなるから「つなし」さんという具合。』
うーん、なるほど。
「長谷部」は、たとえば「田中」さんや「鈴木」さんと比べると圧倒的少数派で、しかも時々「長谷川」さんに間違えられる、という問題はあるけれど、もっとずっと珍しい名前はあるのですね。
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