もう少しふくよかに
予報どおり、昨日はひどい雨風だった。
ふらふら出かけることはできず、今日から始まったストラヴィンスキーのペトルーシュカと「火の鳥」の譜読みをぐじぐじしていた。
前は要警戒だったストラヴィンスキーの変拍子は、最近すこし楽しくなってきた。インバルの指揮は時々便宜的ではあるけれど、明快だ。
今回の「火の鳥」は1910年版。僕には冗長に感じられるところがあり、よく演奏される短い1919年版の方が凝縮されていて効果的だと思う。どうしてもストラヴィンスキーは打楽器的、打撃的になるので、もう少し音がふくよかになればなぁ。
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