先日チェロの佐藤君とよもやま話をしていた時、話題がフランスのことになり、巨大なノートルダム寺院の建設にはいったいどのくらい多くの人間が関わったのだろう、と言ったら、マルタン・ナド著「ある出稼石工の回想」という岩波文庫を教えてくれた。
この1997年に出版された本はすでに絶版。読んでみたくて神田の古書店街に出かけた。

神田の古本屋に入るのは初めて。書店ごとに得意分野が分かれていて、平日昼間というのに活気があり驚いた。興味のある人にとっては宝の山なのだと思う。ほこりっぽい古本のにおいに鼻をむずむずさせながら、何軒目かで目当ての本を見つけた。
その後向かった銀座には大きな「お父さん」と

猫がいた。

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