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2012年7月12日 (木)

一人芝居、職人の仕事

ショスタコーヴィチのリハーサルの後、来週から始まる「ばらの騎士」(組曲)の勉強を少しだけして、イッセー尾形さんの一人芝居「わたしの大手町」を観に日経ホールへ出かけた。
今年の舞台はさらにおもしろく、客席のノリもよく、休憩なしの1時間45分はあっという間に過ぎた。よく笑った。

時々聴きに出かける演奏会では、演奏会によって客席の雰囲気がずいぶん違うことを感じる。舞台で素晴らしい演奏がされたのに客席がわかなかったり、逆に?という時に喝采があったり。それはもちろん受け手の自由だけれど、もう少しだけ客席が活発に反応するときっと演奏や演技はうんと良くなるような気がする。

今晩放映された「カンブリア宮殿」は吉田カバンの吉田輝幸さん。何人も職人さんが出てきて、彼らの仕事ぶりがとても興味深かった。
僕の趣味は写真と、鞄も好きだ。鞄売り場を見かけると用がなくても寄ってしまう。今の関心はカメラと本がきれいに入るカバン。吉田カバンのカメラバッグには文庫本とカメラがすんなり収まる。このカバンも職人さんが手造りしたものなんだなぁ。
ただ今熱中しているマーセル・セローの「極北」(ハードカバーの単行本)とカメラはなかなかうまく同居してくれない。

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