音色が思い浮かぶ
先日、ベルリン国立美術館展の素晴らしい作品を見ている時、音色が思い浮かぶことがあった。なんとなく感じていたことが絵を見て少しはっきりとしたような気がした。
楽器を変えることは大変なことだ、でも弦は変えられる。ヤーガーのsuperiorを張ってみた。
楽器や、楽器の状態、セッティングによって大きく違うから一概に言えないけれど僕のチェロでは、Ⅱ番線は屈託のない明るい音、Ⅰ番線は乾いた感じだった。specialのⅠ番線は良かったけれど、強くて下の弦が鳴らなくなってしまった。ヤーガーの普通のミディアムやフォルテの弦がなつかしくなった。
結局ラーセンに戻した。ラーセンの肩を持つわけではないが、久しぶりに使っているこの弦は懐の深さと響きの多さがいいと思っている。ヤーガーの良さは上に向かう倍音の多さだと思う。
写真を撮る時に、画面の隅々までそんなにくっきり写らなくてもいいんじゃないかと思うことがあって、トイカメラと呼ばれるものを使ってみた。ロモグラフィーのLC-A+。(使う感覚は「写ルンです」に近い。しかし、値段はトイではない、円高なのに。)
久しぶりにポジフィルムを入れて撮ったら、思いのほかきちんと写っていて拍子ぬけした。よく写っていなくてがっかり、ではなく、もう少し写らなくてもよかったんじゃないの、という感じだ。


二重露光というのもやってみた。

エアコンがなおったと思ったらスキャナーの具合が悪くなった。ネガフィルムをスキャンすると青い線が2本も入る。やれやれ。

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